モヤモヤ沼日記

モヤモヤ沼から抜け出せません

キューバ旅行 2日目

新婚旅行でキューバに行く機会がありましたので、スパイスカレー忘備録にしようと思っていたこのブログに旅行日誌を書き留めておきます。

ちなみにキューバにはカレー文化は皆無でした。

 

さて、到着初日にタクシーにバックパックを忘れるという大失態を犯し、意気消沈の2日目です。

 

タクシー会社に連絡しても意味ないし、忘れ物に気がついたら戻ってくるだろう!という期待も虚しく誰も訪ねて来ず、寝るに寝られず、時差ボケもありつつ、起きたのが昼の13時。

とにかく飯を食わにゃと思いつつ下に降りると、フレンチの叔父さんとカーサのママパパが揃ってました。タクシー来てないよね、な雰囲気を出しつつ、空港までバックパックを持ったドライバーを探しに、バスで行きたい旨を伝えて、どのバスに乗ったら良いのかを聞いたんですが、空港までのバスは無い、とのこと。

事前にP12に乗れば行けると調べていたので(それでも少し歩く必要があるらしいけど)P12で行けるんじゃないの?P12ってどこ?と聞いても、P12じゃ行かないよと。P16なら近いけど、それでもかなり歩くぞ。と埒が開かなかったんですが、フレンチの叔父さんがとりあえずP16まで連れてってあげるよと言ってくれました。

その前に腹ごしらえしてくるね、戻って来てから連れてって!と確認して、キューバ初飯へ。とりあえず外に出ると、前日も暗いながらに分かってましたが、ほんとどの家もボロボロの廃屋寸前な状態で、ウソでしょ、、状態。

後から分かったことですが、僕らの泊まったカーサはメインの旧市街(オビスポ通り等)から結構離れており、付近には地元飯屋さんしかなく、CUCというアメリカドルと同等くらいの価値の、外貨から両替できる通貨が使えず、CUPという地元民が主に使う(CUCからしか両替できない)通貨しか使えないことが判明。(後々考えるとCUCも使えた。)

こいつ(CUC)ではなにも食えねぇ!ってんで、両替所を探すも、昨日の夜中に着いたばかりで右も左も分からないし、叔父さん待たせてるのに散策がてら両替所でも探しますか〜。とも言ってられない状況。カーサ戻っても言葉がろくに通じないとなると余計混乱しそう!

と、そこで、キューバ通の友達から入手していた情報、日本人の人がやってるレストランがある!のを思い出して、とりあえずそこに行こう!となり、ウロウロしてると必ず声を掛けてくるチャリンコタクシーのおっちゃんにObispoまで!と伝えて乗って行くことに。(僕らのカーサはLagunasという少し外れたところにあったんですが、そこから5CUC。これが最初で最後の最安値……)

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この時はカーサからObispoという一番の繁華街までの距離も分からず、少々頼り甲斐のないおっちゃんのチャリタクシーに揺られること10分ほど。。あれ、結構遠い!?なんて思いつつもどこまで行っても廃墟寸前な街並みに人が闊歩し生活しているのを見て感動。道行く車も前情報通りクラシックカーのオンパレード。こんな街があるんかいなっていうカルチャーショックが凄かった。

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そうして着いたObispo通り。この時は住所の読み方がわからなかったので、うーんこの辺のはずなんだけどなーなんてウロウロしてると日の丸を発見。Crape SayuはObispo通りの一本隣、Obrapia通りのAguacate通りとの交差点。(Obrapia y Aguacate)

 

事前にキューバに行く旨をサユさんに伝えておいてくれたので、サユさんいますか?と言ったらすぐに分かってくれた。そこで早速バックパックを忘れた旨を伝えると諦めた方がいいと思う〜とバッサリ言ってくれて(いや、そうですよね。無理だろうなーとは思いつつなんとかなるかもとか思ってたけど、無理ですよね。)それよりも時間もお金ももったいないから、観光した方がいいよと言ってくれました。

そこで踏ん切りがついたところで、着いてから何も食べていなかったので、サユさんのところでオムライスをご馳走になりました。

とはいえ、嫁の化粧道具や普段履き用に持ってきたサンダルはリカバーしないといけないので(靴下少ししか持って来なかった)買い揃えられるお店を聞いたが、サンダルはさておき、化粧道具はほぼほぼ無いとのこと……。嫁がその事実に閉口しているとサユさんがご好意でファンデーションとアイライナーを貸してくれた!なんて優しい!😭 さらに買えるところにうちのスタッフが連れてってくれるので、それであれば良いけど、無かったらそれ使って!ですって。😭

優しすぎて泣ける。

それからスタッフさんにお店に連れてってもらうもののやはり目的に合うものは無く……。もうそれは後で!ということで観光モードに移行!(なんか忘れてる)

 

そもそもCUCからCUPに両替しようって話でこっちに来たので、道中見つけていたBanco(スパニッシュで銀行の意)へ。クソやる気のないカウンターに立て膝ついてる銀行員に話しかけたけど、そこは受付だったらしく、紙切れを渡される。日本の銀行と同じように番号札を発行して順番に承る感じです。

ディスプレイに番号が出たので(意外にハイテク)二人で窓口まで行きましたが、窓口には一人でよろしくとのことで、嫁が追い返される。日本の銀行でも窓口に二人で行ったことがないので、普通のことなのかもですが、窓口には一人が基本です。

 

そこで20CUC分をCUPに両替。この時は1CUC = 24CUPだったので480CUP。

キューバ内での貨幣価値は同じなので1CUCを24CUPで払えるところもありますが、高額なものになるとCUPでの支払いは無理です。二人で晩御飯食べて30CUCなんて良くあったんですが、その場合720CUPなんて膨大な札の量を消費するので、まぁCUPで払う必要もないですよね。といったところ。

 

ちなみにCUPは前述した地元飯屋さんやコンビニ、スーパーみたいなところで使うのに適してます。ピザが10CUPとか(大体40円?)水が20CUPとかで買えます。

 

と、両替したところで、先ほど腹ごしらえもしたし、空港には行かなくなったんですけど、意外に中心街からホテルまでも遠いし。まぁ結構時間も経っちゃってるんで、フレンチの叔父さんバス停まで連れてってくれるって言ってたけど、まぁいいか(忘れてなかった)となりまして、ライブやってそうな良さげなバーに入ろうぜ!という事で、楽器が並べられている今にもライブが始まりそうなカフェレストランに入店。たぶんObispo通りだったと思うんですが、店内の中ほどが吹き抜けになっていて、緑生い茂るナイスバー。

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Obispo通り周辺ではちょっと歩くだけでそこらじゅうのバーやレストランでのライブが見られます。基本アフロキューバンのバンドが多いですが、ギター一本だったり編成が様々だったりです。

 

入ったバーでライブを待ってたんですが、おっさんが楽器の前に立って、おおいよいよ本場のサルサが!なんて思ってたら片付け始めました。Rolandを。

どうやら終わってたようです。

こんな感じに時間も適当な感じに各バンドが流し的にやってるんだろうなぁという印象。

 

まぁとりあえず聴けなかったんでw 次行こうかということで、もともと行こうと思っていた、かのヘミングウェイが愛したというモヒートが飲めるLa Bodeguita  Del Medioに。歩き慣れない道なのでマップを見てても結構迷う。道中犬猫の多さにいちいち構いたくなってしまうが、みんなガリガリ!けどまぁ野良でもなんでも、住民も虐げず甘やかさずの不干渉って感じで、たくましく生きているんだなと思った次第。

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道端の犬猫

 

と、犬猫を写メりながら迷いつつもバーに到着。観光スポットでもある有名店なだけあって人が溢れてます。

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なんだか混んでるので、ほど近くにあるらしき大聖堂を見学しに行こうかと少し散策。

その道すがら売っていたミニキャンバスの絵を購入3個で5CUC(だったかな)らしいけど3個もいらないから2個で4CUC(だったかな?)

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これがこの人が描いたものではなく、あっちこっちで売られている土産物と同じものであることを知るのは後の事である。

 

絵を買った時点で目の前に教会が確認できていたので、見学しようかと思うと既に門が閉ざされている状況。たぶん17:00くらいだったかな?遅いスタートだったので明日もう一度来ようという事で来た道を戻るとヘミングウェイ御用達バーがそこそこ空いてきていたので、すかさずモヒートを注文。

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混んでいたとしても店内で注文して外でも飲めた模様。ただキャッシュオンではないので、その場合支払いめんどくさくね。と思ったが、何杯も飲む人もそういないんでしょうね。俺はモヒート2杯飲みましたけど。

モヒートが有名な店というだけあって、この時がキューバ初モヒートでしたが、それ以降これを超えるモヒートには出会わないのであった。

モヒートを楽しんでいる合間に後ろで人がガヤガヤと集まり始めたなーと思ったら急にライブがスタート。

白髪の女性のボーカルがめっちゃ良くて、初めて聞いたバンドだからっていうのもあるけど、CDを購入。

これまたバーで聴いた中では最初にして一番良かった。笑 有名店で出来るだけの実力が必要なのかも。

だいたいバンドの演奏は30分区切りくらいみたいで、一旦休憩してチップやCDの販売をして、自分たちもお酒を飲んだらしながら何回かやるのがスタンダードな模様。

 

キューバでの初ライブを堪能し、満足した僕らは再び散策へ。Havanaは海沿いの街なのでちょっと歩くとすぐに海沿いに出られます。

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この写真はマレコン通り(海沿い通り)に出た時の素晴らしい夕陽。

今思えばこんなに夕方晴れてた日は他になかったな。w

 

晩飯は嫁がチェックしていた、ランゴスタが美味しいレストランへ行こうと、またObispo通り方面へ。

歩いていると黒人の恰幅のいいオネェさんに声を掛けられ、日本人?ハネムーンにキューバを選んでくれてありがとう!美味しいランゴスタレストランがあるから、連れて行くわよ!なんて言うんで、まぁ地元の人が勧めるとかの方が良いかもね、なんて言いつつ、これ連れてったらチップ要求されるやつだよね?なんて怪しく思いつつも着いて行くことに。

ライブもやっててルーフトップですごく美味しいから!とのことで着いたLa Familaというお店。

場所忘れたけど、3階まで階段で、オネェさんはハァハァ言いながら連れて来てくれました。しかしチップの要求もされず!え、マジでただの親切か!?なんか優しいなキューバ人!(忘れ物は帰ってこないけど、、)

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キューバ初ランゴスタ!美味しかったです。ご飯は長米種の赤飯みたいなので、それも美味しかったです。

最初に食べたのがこれだったのと、タイ米好きな方なので、あぁこりゃキューバのご飯は俺に合うななんて思っていたんですが、この赤飯を最後に美味しいお米に出会うことはなかったです。笑

そして期待していたライブはと言うと、観光客向けなのか、ギター二本の弾き語りで、イーグルスのホテルカリフォルニアをやってました、、、。え。。キューバ音楽は。。って待ってたんですが、初心者なのか知らないけど、楽譜見ながら二人で練習みたいなのしてるし。。その間外からは楽しげなキューバンミュージックの音が。笑

ライブは外しましたがご飯は美味しかったです!このように、どこでもキューバンミュージックをやってるってわけじゃないんですね。

 

腹ごしらえもしたところで、ナイトスポット的なところがあるのであればちょっと覗いてみたいというのもありまして、少し旧市街をブラブラしていると、サルサフェスティバルやってるから来てよ!と声をかけられる。フェスティバルて、どこでやねん。フェスって言ったら結構大きい会場で(イメージとしては外で)やってるもんじゃん!こんな街中で、、いや、行ってみたいけど遠いでしょそれー。って思ってたんですけど、そこの上だと。二階ですよと。

フェスって…一体……と思いつつも、まぁとりあえず見てみました。狭いバーでした。よく分からないバンドがビートルズサルサ(?)カバーをしてました。即出ました。

いや、ビートルズは好きですよ?でもサルサフェスティバルじゃないよね。観光客向けなんでしょうが。

じゃあ帰ろうと店近くにいたチャリタクシーに乗ろうと値段を確認したら20CUCだと。この時間だから〜って、深夜料金かよ!行きは5で来たよ!って言ってもNO。

すると先程サルサフェスティバル(笑)に誘ってくれた女性が、この人達は私の友達だから安くしてやってよ!的なことを伝えてくれて、ドライバーは渋々じゃあ10CUCで行くよ、、ということでカーサに帰宅。

キューバは夜型が多いのかなんなのか知らないけど、遅くまでみんな道端でおしゃべりしたりお酒飲んだりしていて、カーサ前にも何人かたむろってました。

バーもレストランも2時くらいまで音楽やってるみたいだからみんな夜型なのかもですね。

というわけで2日目就寝!

キューバ旅行 1日目

スパイスカレー忘備録にでもしようかと思っていたこのブログですが、新婚旅行でキューバに行くという滅多にないことがあったので、ブログに書き留めておこうかと思います。

 

今回はキューバに10日間、帰り際のメキシコはカンカンのほど近くのトゥルムに4日間で、行き帰りの時差を含めると16日間の旅行。

 

まずは東京は成田まで高速バスで移動の後、12時間ほどでメキシコシティ空港に到着。トランジットで6時間ほどの時間があったものの、2時間前に空港と考えると外に出てみてもバタバタするだけだったので、ちょっと空港内を散策しましたが、大して面白いものも見つからず。空港の両替所にあるセキュリティが人が近づくたびに拳銃に手をやるのを見てビビりつつ、何もすることがないので、チェックインして少し腹に何か入れとくかってんで、空港内のセブンイレブンにあるピザを買う。結構美味くて安かったので、日本のセブンにもあると良いのに〜。でも歩き食いの文化がない日本じゃ流行らないかもですね。

 

そんなこんなでダラダラ過ごしてたらあっという間に搭乗時間なんですが、18:30出発だっていうのに搭乗スタートしたのが30分前。この辺ゆるいですね。しかも受付一人だし。

 

というわけでメキシコシティから約3時間でキューバハバナのホセマルティ空港に22:30に到着!

電気がなくてめっちゃ暗いという前情報があったんですが、そうでもないなという印象で、まずは両替しようと出口付近の自動両替機に並ぶものの日本円は空港から出たところの両替所でしか両替できないとのことで、外に。

海外ではよくありますが、この間にしつこいタクシー運転手につきまとわれつつ、無事に両替を完了。

空港から市街までのタクシーは30cucと聞いていたので、しつこくまとわりついて来たドライバーにも聞いてみると30cucでOKとのこと。クレジットなら25cucって言ってたんですが、なんとなくクレジット使うのも怖かったので現金30cucで了承(何回か30cucだけでOKなんだよねって確認したけど)。

この時点でドライバーに英語が通じたので、あ、案外英語大丈夫なんだなっていう少しの安心の元、ホテルの場所を伝えるが、いまいちわかってない様子。事前に落としていたオフラインで使えるマップと、Booking.comからの連絡メールを駆使しつつなんとなくわかったっぽいので、調子のいい黒人の兄ちゃんドライバーの車に荷物を積んで、カーサに出発。

 

キューバの街は基本碁盤の目状になっており、この通りとこの通りの間の何番とか、この通りとこの通りのぶつかってるところらへん(例えばObispo y Aguacate)みたいな伝え方をすると分かりやすいらしい。

 

そんなこんなでカーサまで向かいましたが、いまいち分かってなさそうなだけあって、近辺をウロウロ。その辺にいるオネェちゃんにかかってどっちれるみたいに聞いてるし。おいおいおい大丈夫かよー。って思ってたら「あそこだ!」なんつって、あぁついた良かった良かった!と安堵しつつ、浮き足立ちながら、カーサの前でお喋りしてた女将と大将に挨拶して、荷物を降ろして、ドライバーとGracias!なんて握手しながら、チェックイン!していると、、嫁が、あっ!!バックパック!!と……。

そうです、タクシーの中にバックパックを置いて来てしまったのです。。

こいつは大変だ!っつーことで挨拶もそこそこに女将さんがタクシー会社に電話したりしてくれるものの、タクシー会社にはそういう連絡網もないらしく(と言っても、乗ってきたタクシー自体黄色かったとはいえオフィシャルじゃなかったっぽいんだけど)空港に行ってそいつ探すしかないとのこと。

着いて早々のことにアタフタしてどうしようもない上に、女将さんと旦那は英語もろくに通じなくて、一緒にカーサにいたフレンチの叔父さん(こちらもたどたどしい英語でしたが)に通訳してもらうものの、今から空港行ってもしゃーないし、、、ってんでガックリしながらとりあえず部屋に。。

 

幸いなことにバックパックは手荷物として、帰りにお土産を入れるのと、預けるスーツケースに入れられない電池類やロストバゲッジ対策の1日分の着替えくらい(とは言え一番痛かったのが嫁の化粧道具一式……)だったので、その後の旅程にはそこまで影響を及ぼさない範囲で、不幸中の幸いではありました。が、着いて早々だったので二人ともかなり落胆して、その日は就寝。

 

タクシーのトランクに入れておけば良かったなぁとか、後部座席に積んで俺は前に座ったんだけど、そのまま後部座席に乗ればよかったなぁとか、色々後悔しつつ、波乱のハネムーンがスタートしました!

4/30 スパイスカレー

タマネギ 2個

トマト 200g

クミンシード 小2

コリアンダー 大2

クミン 大2

カイエンペッパー 小1

ターメリック 小1

 

具にしめじ、しいたけ、エリンギ

 

コリアンダーメインで入れたせいかちょっと甘めで物足りない味になったので、後からクミンを多く入れたら味が整った。